子どもの夏休みは終わりましたが、まだまだ暑い日が続きます。
お盆明けに築後2年の点検に伺った丹波篠山市内のDさまのお宅。
断熱・気密に特化したQ1.0住宅です。
ご夫婦とお子さん3人で、2階建て4LDK+畳コーナーの約38坪。
空調は冷房用として14帖用の壁掛けエアコン1台と
暖房用として14帖用の床下エアコン1台の計2台を設置。
計算上はもっと小さな能力のエアコンでもよかったのですが、
安全を見て、少し大きめ(それでも決して高いとは言えない能力)
のエアコンを搭載しました。
夏の暑さで忘れてしまいそうですが、今年の冬はすごく寒かったですよね。
暖房は家全体で床下エアコン1台でまかなえたとのこと。
また、夏は壁掛けエアコンを28度設定で十分冷えますと、
うれしいご報告をいただきました。
まだお子さんが小さいので各寝室を開け放しておられるため、
ドアを閉じた場合は、各室にも小さめのエアコンは必要になるかもしれません。
すべての新築をQ1.0住宅にしているわけではないのですが、
ここ数年、住宅の断熱についてあらためて社内で勉強し、
設計と施工の両面でいろんな工夫をしてきました。
市内のSさまのお宅はQ1.0住宅では無いですが、
当社が標準仕様としている認定長期優良住宅。
当然、長期優良住宅をクリアできる断熱仕様です。
ご夫婦お二人のお宅で、2階建て31坪。
大きな吹抜けのある、かなりオープンな間取りです。
エアコンは冷房用、暖房用とは明確には区分せず、
1階に20帖用、2階に12帖用をそれぞれ1台設置しています。
先日うかがうと、1階のエアコンが28度設定で稼働中で
とても快適でした。
こちらのお宅では、冬場は薪ストーブが活躍します。
また、両邸とも太陽光パネルを搭載しています。
あらためて、断熱性能の重要性を感じる夏でした。