「晴天葉花」に住まいして

昨年、期間限定で見学会を開催した「晴天葉花」。

11月から私の居宅として家族4人で寝起きをしています。

自分の家というのは、気恥ずかしくて告知はしていませんでしたが、

お越しいただいた方にはご説明をさせていただきました。

手前味噌ですが、毎日、良い家だなと思いながら、

快適に過ごさせてもらっています。

 

設計段階では自分の家だからすぐに設計できるだろうと思いきや、

案外思い悩んで時間がかかりました。

様ざま考えたのですが、最も根底にあるのは、

①「できるだけコンパクトでシンプルなデザイン」です。

一方で敷地が約100坪あり、コンパクトな2階建ての家だと

余白ができる広さがあったので、

②「外部空間をゆるやかに分節しながら居場所をつくる」

ことを考えました。

結果、27坪の2階建ての母屋と3坪のハナレ、

稲木小屋をイメージした自転車置場と家庭菜園という構成になりました。

①については、もう少し小さくしても良かったかなと思うぐらい、

27坪でも十分広いという感覚です。

②については、庭木がもうちょっと育ってくれると

いい塩梅になるかなと楽しみにしています。

 

施工時は今更ながら、施主様のお気持ちがよくわかりました。

皆さんこんな風に楽しみにしながら現場を見て下さっているのかなと。

住みだしてからは、日々職人さんの細かな手仕事に

あらためて感心しています。

断熱性能については、

今年の冬は比較的暖かいですが、今のところ

家全体を10帖用のエアコン1台でまかなえており、

日中日差しがあれば、暖房がなくても大丈夫です。

 

自邸だからということで、すごく特別なことはしておらず、

基本的には今までの施主様のお宅でさせていただいたことの

積み重ねの延長でできた家です。

もちろん、全ての施主様にご満足いただけているかどうか、

常に省みながらではありますが、

できるだけ良い仕事をご提供したいという思いで、

愚直にものづくりを続けていきたいと考えています。

年初のご挨拶のついでにと「晴天葉花」について

書き出したところ長くなりました。