里山住宅博の当社モデルに来られたお客様に
屋根の上についてるハコ(上の図の屋根の上の立方体)について質問されます。
これは、風の流れをコントロールするための塔屋です。
暖かい空気が上に集まるのは周知のとおりで、
1階の窓を開けておくと、空気が上へ上へと流れて、気流が生まれます。
風があまりなくても、自然に換気ができます。
専門的には「重力換気」と呼び、煙突と同じ原理で、
抜けていくところが狭いほど速度も速くなります。
冬場は、光りだまりとなり集熱効果が期待できます。
機械に頼らない原始的な方法です。
里山に不思議なハコを見に来てください。