年末に思う

当社は本日12月28日までが年内業務、年明けは1月6日が仕事始めです。

今年も途切れることなくお仕事を頂戴し、あわただしくさせていただきました。

ご依頼いただきました施主様に感謝です。

協力業者の皆様、スタッフもよく頑張ってくれて何とか来年が迎えられそうです。

 

コロナ禍を経て、働き方や暮らし方を変えようと丹波地域への移住を

決められた方の家づくりをたくさんさせていただき、

あらためて地域の持つ魅力を再認識しています。

 

商工会など各種団体を通して様々な地域貢献にちょっとづつ関わらせていただいていますが、

今年は高校生と触れ合う機会を多くいただきました。

9月から11月にかけて、篠山産業高校で非常勤講師として住宅設計のお手伝いをしました。

つい先日は、市主催で行われた中学二年生への地元高校の説明会に協力させていただき、

高校生が行ったプレゼンに感動しました。

https://www.city.tambasasayama.lg.jp/soshikikarasagasu/gakkokyoikuka/kosodate_kyoiku/19303.html

現在、市内の中学生の一定数が市外の高校へ進学する状況にあり、

市内の3高校は定員割れが続いています。

 

そもそも子どもの人数が減っているため、市内外に関わらず高校や大学が生徒を取合う状況です。

これは大人も同じで、人口減少のフェーズにあって地方都市は移住者獲得に競い合っています。

もちろん、市内の中学生は必ず市内の高校に行かないといけないことはないし、

この地域から流出していく人をとどめる規制はできません。

ただ、市内の高校がどんな高校なのか、この地域にどんな魅力があるのかを十分知った上で、

それぞれの未来を選択してほしいなあと思います。

我々にできるのは、知る機会を創出することなのかなと思います。

 

年末のあいさつのつもりが、ずいぶん話がそれてしまいましたが、

皆さま良いお年をお迎えください。

来年もよろしくお願いします。