最近、ニュースにもなり始めましたが、木材がありません。
原因については聞きかじりで、正確な情報かどうか
よくわからないため、ここでは割愛しますが、
取引のある材木店さんや他の工務店さんの話を聞くと状況は深刻なようです。
輸入している外国産材が入ってこなくなっており、
外材の代替として国産材の奪い合いになっているとのこと。
当社はもともと、ほぼ国産材を使用していたのですが、
着工の相当前から依頼しないと材木が集まらない状況です。
ご依頼いただいているお客様には極力ご迷惑が掛からないようにと配慮しています。
この状況がいつまで続くかわかりませんが、逆に前向きにとらえるとすれば、
国産材の供給ポテンシャルはまだまだあるはずで、
衰退が続く国内の林業が盛り返すきっかけになればと思います。
人口が減るということは相対的に国力が落ちることを意味しており、
今後、木材に限らず食料やエネルギーの自給が重要になってくることを
想起させられます。